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【ネタバレあり】「玉面桃花~福を呼ぶ契約結婚~」第9話・第10話・第11話・第12話のあらすじ&感想|視聴前に知っておきたい注目ポイントも!

玉面桃花~福を呼ぶ契約結婚~

再会から始まった契約結婚。だが信頼と嫉妬、陰謀が交錯し、二人の関係は一層こじれていく真実に迫る許清嘉と、揺れる心を抱える胡嬌。恋と謎が絡み合う展開に注目!

玉面桃花~福を呼ぶ契約結婚~ 第9話 あらすじ:誘惑と罠、玉春楼に潜む影(ネタバレあり)

許清嘉(きょせいか)は遅文俊(ちぶんしゅん)の事件を追う中で、一つの手がかりにたどり着いた。役所の文書を精査した結果、事件には玉春楼の花魁・玉娘(ぎょくじょう)が関与している可能性が浮上したのだ。彼は真実を確かめるため、玉春楼へ足を踏み入れる。

艶やかな灯りに照らされた楼閣の奥で、玉娘は微笑みながら彼を迎えた。彼女は疑念を隠し、まるで旧知の友人をもてなすかのように、香り高い茶を差し出す。だが、その茶には彼の意識を奪う仕掛けがあった。口をつけた瞬間、許清嘉の視界は歪み、全身の力が抜けていく。そして、重力に引かれるように床へと倒れ込んだ。

その異変を察知したのは胡嬌(こきょう)だった。許清嘉の不在に違和感を覚え、急ぎ玉春楼へ向かう。そこで意識を失った彼を発見し、彼女は迷わず強引に連れ帰った。彼の身に何が起きたのかは分からなかったが、直感が告げていた。「このままでは、彼は危険だ」と。

一方、高正(こうせい)はこの一連の出来事に不審を抱いた。遅文俊の事件と酷似した状況に、ただの偶然とは思えなかった。許清嘉が罠にかけられた可能性を考え、彼の行動を慎重に見守ることにする。

やがて許清嘉は意識を取り戻し、何もなかったかのように振る舞うが、心の中では確信していた。「玉娘は何かを隠している」。だが、今はまだ証拠が足りない。そんな折、彼に農地視察の命が下る。表向きは政務の一環。しかし、許清嘉はこの機会を利用し、さらに事件の真相に迫る決意を固めるのだった。

眠るように仕組まれた罠、疑惑の渦巻く玉春楼、そして密かに進行する陰謀――許清嘉は果たして真実へとたどり着くことができるのか。

\ここがポイント!/

  • 玉春楼での一件により、許清嘉が命の危機に直面
  • 胡嬌の機転と行動が再び許清嘉を救い、信頼関係の兆しが見える

玉面桃花~福を呼ぶ契約結婚~ 第10話 あらすじ:囚われた友、交錯する過去

薄暗い街道を、数台の囚人護送車が軋む音を立てながら進んでいた。その最後尾を、慎重に追う影があった。胡嬌だ。彼女は馬を駆りながら、風に乗せて許清嘉へと囚人の位置を伝えた。失踪した遅文俊の行方を探るため、彼女は自ら危険を冒していた。

一方、許清嘉は別の手段で情報を探っていた。表向きは農地視察を口実に、彼は石羊寨へと向かう。そこには、遅文俊が囚われているという噂があった。視察の最中、許清嘉は土地を奪われそうになっている老人を助ける。彼の真摯な姿勢に、村人たちは次第に心を開いていった。

同じ頃、胡嬌も石羊寨に到着していた。村を歩く中、彼女の目に映ったのは、鎖につながれた一人の男。その横顔は、まぎれもなく遅文俊だった。彼を救うため、胡嬌は即座に機転を利かせる。「私は県官である。農地調査のために来た」と名乗り、囚人への接触を試みた。

やがて、許清嘉と永寿が話す中で、驚くべき事実が明かされる。永寿が語る昔話の中に、許清嘉の恩人の話が登場したのだ。そして、許清嘉こそがその恩人の息子であると判明する。運命の糸が絡み合い、彼の過去が少しずつ明かされていく。

胡嬌と許清嘉、それぞれの想いが交錯しながら、物語は新たな局面へと向かっていく――。

\注目ポイントはこちら!/

  • 胡嬌が危険を冒して遅文俊の行方を追う
  • 許清嘉の過去と恩人の正体が判明

玉面桃花~福を呼ぶ契約結婚~ 第11話 あらすじ:新たな協力者と揺れる想い

許清嘉と胡嬌は、突如として宣節校尉・崔五郎に捕らえられ、兵営へと連行された。何が起こったのかもわからぬまま、二人は厳しい尋問にさらされる。しかし、許清嘉は冷静に対応し、自らの目的を明かした。

「私が追っているのは、朱県令の悪事です。」

その言葉を聞いた崔泰は、最初こそ疑念を抱いていたものの、許清嘉の誠意と鋭い洞察力に感心する。彼は許清嘉に協力を約束し、朱県令の罪を暴くための助言を授けた。

「確固たる証拠を掴むことだ。そして、寧王の力を借りれば、より確実に朱県令を追い詰められる。」

その助言は、許清嘉の今後の行動に新たな指針を与えた。

一方、胡嬌は崔五郎と二人きりになると、思わず心の内を吐露していた。

「許清嘉との結婚は、最初は契約のようなものだった。でも、今では彼が本当に大切な人だと気づいたの。」

契約結婚として始まった関係が、次第に本物の夫婦のような絆へと変わりつつあることを、胡嬌自身が認める瞬間だった。

その後、許清嘉は高正のもとを訪れ、玉娘との会話を再確認する。彼は慎重に言葉の裏に隠された意味を探り、真相に迫ろうとしていた。そして、玉娘は彼に意味深な提案をする。

「私と結婚してくれるなら、本物の帳簿のありかを教えてあげる。」

試すようなその言葉に、許清嘉は思わず息をのむ。しかし、この言葉が彼に新たな道を示す可能性も秘めていた。

こうして、許清嘉と胡嬌の関係は新たな局面を迎え、彼らが直面する試練と陰謀は、さらに深まっていくのだった。

\この回の見どころ!/

  • 崔五郎との出会いが許清嘉に新たな協力者をもたらす
  • 胡嬌が本心を吐露し、契約結婚から本物の絆へ

玉面桃花~福を呼ぶ契約結婚~ 第12話 あらすじ:嫉妬と離縁、揺れる心の行方

胡嬌が屋敷へ帰ると、目の前に広がったのは、玉娘が許清嘉の世話を焼く光景だった。まるで夫婦のように寄り添う二人の姿に、胡嬌の胸に鋭い痛みが走る。まさか、玉娘と結婚しようとしているのでは???疑念が湧き上がると同時に、抑えきれない嫉妬の炎が燃え上がった。

「出て行け!」

胡嬌は玉娘を睨みつけ、怒りを爆発させた。許清嘉が玉娘に心を奪われているように見えて仕方がなかった。自分の立場を守るために、玉娘を追い出すことが最善だと思ったのだ。しかし、許清嘉は冷静だった。

「胡嬌、謝るんだ」

その言葉に、胡嬌の怒りはさらに煽られた。なぜ私が謝らなければならないの?なぜ彼は、玉娘を庇うの?疑問と悲しみが渦巻き、胡嬌の口から衝動的な言葉が飛び出す。

「離縁してちょうだい!」

彼女の手には離縁状が握られていた。ここで終わりにすれば、こんな苦しい気持ちを抱えずに済む。だが、許清嘉はその紙をじっと見つめるだけで、署名しようとはしなかった。

その夜、玉娘は手料理を携えて許清嘉のもとを訪れた。胡嬌の中で、嫉妬の炎がさらに激しく燃え上がる。なぜ彼女はこうも堂々と彼の前に現れるのか?なぜ許清嘉は彼女を拒まないのか?

「私は…一体、何なの…?」

胸の奥に溜まった感情が堰を切り、胡嬌の頬を涙が伝う。彼女は強がっていたが、本当は誰よりも不安だった。

そんな中、高正は玉娘に忠告する。

「許清嘉とは距離を置け」

だが、玉娘はその言葉に耳を貸さなかった。まるで胡嬌の不安を嘲笑うかのように、さらに許清嘉に近づいていく。

翌日、胡嬌は許清嘉の職場にお粥を届けようと足を運ぶ。しかし、彼の姿を見つけたのは、まさかの場所??玉春楼だった。

許清嘉が、また玉娘と会っている?

怒り、悲しみ、嫉妬……複雑な感情が入り混じり、胡嬌の胸が締めつけられる。彼の真意が見えないことが、何よりも苦しかった。

\見逃せないポイント!/

  • 玉娘と許清嘉の距離が急接近し、胡嬌の嫉妬が爆発
  • 離縁を切り出す胡嬌と、応じない許清嘉のすれ違い

感想

第9話から第12話では、物語が大きく動き始めます。許清嘉が仕掛けられた罠、胡嬌の決断、そして過去と向き合う時間??それぞれが丁寧に描かれていて、登場人物たちの心情に深く入り込めました。
特に第12話の胡嬌の嫉妬と不安は、観ているこちらまで胸が締めつけられるようでした。恋と信頼、そして真実への道。そのすべてが重なり合い、目が離せない展開が続いています。

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